2024年7月1日月曜日夜9時からスタートの、フジテレビドラマ「海のはじまり」の脚本は生方美久さんです。
2022年10月期放送のドラマ「silent」の全話脚本を担当されたことでも話題になりました!
実は生方美久さんは、もともと看護師として働かれていた経歴をお持ちなのです!
今回は生方美久さんの経歴や脚本にかける思いについてリサーチします。
生方美久さんのプロフィール
<生方美久さんのプロフィール>
1993年生まれ。群馬県出身。
群馬県大学医学部を卒業後、県内の医療機関で助産師として勤務。
その傍ら2018年ごろから独学で脚本を書き始める。
2021年「第33回フジテレビヤングシナリオ大賞」で「踊り場にて」が大賞を受賞。
翌年8月に、看護師として働いていたクリニックを退職し、同年10月から12月にかけて放送されたフジテレビ木曜劇場「silent」で脚本デビュー。本作品はTVer再生回数で歴代最高となり、X(旧Twitter)のトレンドでも1位となるなど、社会現象となった。
看護師時代について
幼いころに大病を患ったことと、父親や親戚が医療従事者だったことから、自然と医療に関わる仕事を目指すようになった生方美久さん。
大学を卒業後は助産師として3年勤務されました。
患者さんに「ありがとう。」と言ってもらえることが、一番のやりがいだったとindeedの取材にて答えています。
「生まれ変わったら映画監督になりたい」という気持ちから、助産師として働く傍ら、脚本を書き始めます。
シナリオが掲載されている本や雑誌を見ながら、見よう見まねで脚本を書く始めた生方さん。病院の退勤後や休みの日など、とにかく仕事以外の時間はすべて執筆に充てたといいます。
脚本に仕事としての可能性を見い出した生方さんは、勤めていた病院を退職し、地元のミニシアターでアルバイトをしつつ、週に1度東京の映画学校に通い、映像制作の勉強も始めます。
しかしコロナ禍に入ったことや、東京での生活を視野に入れ始めたことなどがきっかけで、東京のクリニックに再就職します。
再び看護師として働きながら、脚本を書き続け、ついに念願の『ヤングシナリオ大賞』を受賞。
これをきっかけにプロデューサーの村瀬健さんから「一緒に連ドラを作らないか」と声がかかります。
2022年8月に自身のXにて勤めていたクリニックを退職したことを報告しています。
脚本家として
生方美久さんが手掛けたドラマ「silent」は第1話から大きな反響を呼び、社会現象を巻き起こすほどの大ヒット作となりました。
その後はドラマ「いちばんすきな花」の脚本も務め、人の細かな心情のリアルさを丁寧に描かれました。
ドラマを作るうえで生方さんはこう語っています。
私が描きたいのは、主人公の半径5メートルにある世界の話。そこにある、とても普通でリアルな人間模様を切り取りたい。
参照元:indeed インタビュー
生方さんの作品は、まさに自然でリアルな人間模様が切り取られていると感じます。
今回放送されるドラマ「海のはじまり」では家族の物語を、どんな言葉で紡いでくれるのかとても楽しみです。
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